こんにちは、KUTANECOです。
ハネムーンでニューカレドニアに 7泊 8日(1泊は機内泊)しました。
1型糖尿病になって初めての海外旅行。
特にインスリン関係の持ち物が不安だったので、予備含めたくさん用意していきました。
その他、下記記事もご参考にどうぞ。
インスリン関係の持ち物は手荷物とスーツケースに分けよう
持ち物によって手荷物とスーツケースで分けて用意する必要があります。
インスリンは、手荷物
インスリンはスーツケースに入れてしまうと、機内で凍って使えなくなってしまいます。そのため、すべて手荷物で持って行きましょう。
それ以外は手荷物とスーツケースに分散
インスリン以外はまとめてスーツケースに入れたいところですが、ロストバゲージ(機内に預けた荷物が紛失すること)の可能性を考えて、手荷物と分散させましょう。
もしスーツケースが見当たらなくなった場合、手元に注射針などがないと注射することができません。不安だけが残るので、必ず手荷物と分散させましょう!
また、機内食が出る場合は、その食事回数分も含めて手荷物に用意しましょう。長時間のフライトの場合おやつなども出るので、余裕をもって準備しておくと安心です。
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インスリンなどの持ち物と持っていった量
インスリン
まず、1日に必要な単位数を確認し、必要本数をチェックします。
下記は私が 7泊8日分として用意した量です。
超速攻型 → 朝 6単位、昼 7単位、晩 7単位
1日合計 20単位
※普段、食事内容によって前後+2単位の調整はありますが、一旦基本の単位数で数えています。
+α(おそらくいつもより多めに食べる)
+α(おそらくおやつなどを食べる)
→ ヒューマログ使いかけ1本+新品1本+予備2本
時効型 → 就寝前 6単位
1日合計 6単位
→ 余裕をもってトレシーバ 2本
インスリンを打つための備品
脱脂綿は、1日にインスリンを最低4回~多くて6回、また指で血糖値を測定する可能性もあるので、多めに用意しました。
→ 1箱(60枚入り)を手持ちとスーツケースで分散
インスリン用の注射針は、脱脂綿同様にインスリンを打つ回数を確認し、予備含めて用意します。
→ 手持ちに 2袋 (14個入り× 2袋)、スーツケースに 1箱(14個入り× 5袋)
※使用済みの針入れは、元々針が入ってた袋の空のモノを2つ用意しました。
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血糖測定関係の備品
まず忘れてはいけないのがリブレ。
手持ちで準備しておきましょう。
血糖測定用の穿刺具と穿刺針は、リブレは付けてるものの万が一使えなくなったり、正確な数値が知りたいときのために、用意しました。
→ 穿刺具は手持ち
→ 穿刺針は手持ちとスーツケースに1箱ずつ
リブレに付けるチップも、血糖値測定用針と同様に用意しました。
→ 手持ちとスーツケースに1箱ずつ
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英文カード
旅行先で病院などにかかることになった場合のために、英文カードも忘れず用意しましょう。
英文カードは、海外の空港の手荷物検査のときに、インスリンを持っていることの説明をするのにも役立ちます。
詳細は、下記を参照してください。
時差を確認する!
1型糖尿病を患いながら海外旅行に行く場合、気を付けたいことのひとつとして時差があります。
超速攻型のインスリンは食事前に都度注射すれば問題ありませんが、時効型のインスリンは決まった時間に注射する必要があります。
時差で昼夜逆転してしまい、時効型のインスリンをいつ打てばいいか分からなくならないよう、事前に担当医に相談しましょう。
ニューカレドニアの時差は1時間で、1時間の誤差は問題ないということで日本にいる時と同じように注射しました。
日本 → 23時に注射
ニューカレドニア → 23時に注射
という具合に。
異なる環境になるので、注射すること自体を忘れないように気を付けましょう。
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まとめ
1型糖尿病を患いながら海外旅行に行くには、通常よりも持ち物のチェックが重要です。
インスリンが足りなくならないよう、しっかりと単位数の確認と注射する回数を確認しましょう。
また、機内持ち込みが必須なモノ、スーツケースと機内持ち込みする荷物を分散する量も確認しましょう。
もし家族と行く場合は、自分だけでなく家族にもダブルチェックしてもらいましょう。
それでも忘れ物があったり、インスリンなどを無くしたりした場合は、現地の病院で処方してもらいましょう。その際に、英文カードがあるとスムーズです。
1型糖尿病になって初めての海外旅行は緊張しますが、それぐらいの気持ちの方が警戒心があって結果的に安全に旅することができると思います。度を越えて心配する必要はありませんよ(笑)
楽しみな気持ちとちょうどいい緊張感を持ちつつ、しっかりと事前準備を行いましょう!