一度は悩む、結婚式のムービーは依頼するか手作りで作成するべきか?

こんにちは、KUTANECOです。

パレスホテル東京の結婚式に向け、第1回打ち合わせの際の決定事項としていくつかある中、映像関連について

・映像商品の依頼
→ 二人のプロフィールムービーやエンドロールの作成依頼

・映像撮影の依頼
→ 結婚式当日の撮影依頼

がありました。

結論から言って、私は両方とも依頼しませんでした。でも、当日はプロフィールムービーも流しましたし、当日のムービーも撮影しました。

両方とも、プロに任せず自分たちで用意したのです。

この記事では、私がどのようにしてムービー関係を準備したかをまとめています。

プロに任せるか自分たちで準備するか迷っている方は、どちらが自分たちに合っているかを決める参考になれば幸いです。

ちなみに、カメラマンの決定については下記記事を参照ください。

【パレスホテル東京で挙式】第1回打ち合わせ:ゲストの配席に悩んだら試してください。

また、パレスホテル東京の第1回打ち合わせの詳細については下記記事をご覧ください。

【パレスホテル東京で挙式】第1回打ち合わせ:ゲストの配席に悩んだら試してください。

映像商品の依頼

披露宴中に上映したいムービーを業者に依頼する場合、作成準備のため第1回打ち合わせ時に発注することになります。

そのため、早い段階で作成依頼が必要かどうかを二人で確認しておきましょう。

必要なムービーをピックアップしよう

そもそも披露宴中に

・ムービーを流すか
・どんなムービーを流すか

を考えましょう。

ムービーは主に下記3種類があります。

オープニングムービー
内容:
二人の紹介やゲストへの感謝の気持ち、これからはじまる披露宴を盛り上げる要素を取り入れたもの

上映のタイミング:
披露宴の開始時(新郎新婦入場前)

効果:
これから始まる披露宴を盛り上げる要素があるので、ゲストにワクワク感や高揚感を与えてくれます。

プロフィールムービー
内容:
新郎新婦それぞれの生い立ちと、二人の出会いやどんなお付き合いをしてきたかをまとめたもの

上映のタイミング:
主に中座中

効果:
二人の生い立ち映像にゲストの写真を入れることで、ゲストにとっては懐かしさや思い出を振り返ることができます。また、二人のデート写真は滅多に見れないので、ゲストにとっては暖かい気持ちになります。

エンドロール
内容:
結婚式当日の様子の振り返りや、披露宴に出席していただいたゲストへの感謝のコメントを掲載

上映のタイミング:
披露宴の最後(新郎新婦がお見送りの準備をしているとき)

効果:
当日の様子をムービー化した内容だと「イイ結婚式だった」と振り返ることができます。そこにゲストが写ってたり、ゲスト向けのメッセージがあると、ゲストとしては嬉しいです。

 

以上の3種類が主なムービーです。
多くの方がプロフィールムービーを上映していますが、二人にとってどのムービーが必要か話し合っておきましょう。

業者に依頼した場合のメリット・デメリット

やはりプロの業者に依頼するのは安心・安全です。

メリット

・素材を用意すれば、難しい機器作業はすべておまかせ
出来上がりのクオリティが高い

新郎新婦側は、どのようなムービーにするか考えたり、写真を決めたりするだけでいいのでとっても簡単です。

デメリット

費用が高い(およそ10万~20万)
・ムービーのパターンが固定化されている

安心を保証することも含めれば、高い金額になってしまうのはしょうがないかもしれませんね。

金額に問題がなければ、手軽にプロの映像が手に入ります。完璧を求める方や、めんどくさがりな方はプロに任せましょう。

また、大抵ムービーのパターン(すごろく風だったり、アルバム風だったり、業者によってさまざま)は固定化されており、そこに文字や写真を当てはめるようになっています。そのため、特に人気のパターンだと友人とかぶる可能性があります。

私もいくつか結婚式に出席して「前にも見たことあるぞ?」と思うムービーがあったので、オリジナリティには欠けるかもしれませんね。

おすすめムービー作成業者

業者によって金額はピンからキリまでありです。
会場と提携している業者は結構高いかと思われますが、例えばナナイロウエディングというサイトではかなりの低価格で作成できます。

ナナイロウエディング

プロフィールムービーは35,800円、オープニングやエンドロールムービーは25,800円が通常価格ですが、時期によっては割引や各ムービーのセットプランが用意されているので、さらにお得な場合も!

また、急遽自分たちで作成できなくなった!という場合も、最短5営業日で発送してもらえる特急プランも用意されています。

金額で悩んでいる方は、会場提携ではなく上記のような外注サイトを探してみるのもひとつの手ですよ。

なお、外注でのムービー作成の場合は、納期や映像を映すチェック作業、その他確認事項があると思うので、事前にプランナーにも伝えておきましょう。

自分たちでムービーをつくるメリット・デメリット

手作りのメリットはなんといっても費用面!

メリット

費用が安く収まる(すでにパソコンがあれば、動画編集ソフト代(およそ1万円)とDVDディスク(500円前後)のみ)
自分たちのオリジナリティが出せる

金額のかかるものとしては、

・パソコン(5~10万)
・動画編集ソフト(1万前後)
・DVDディスク(500円前後)
・スキャナー(1~2万、なくても携帯で代用できますが、あれば画質が良くなります)
※スキャンは、コンビニや代行業者でも対応できます。

パソコン自体を買うとなると、もはや業者に頼むのと同じくらいの費用がかかるので、それなら業者に依頼した方が楽チンだと思います。手作りムービーはパソコンを持っている方、またはパソコンが欲しい方が前提になりますね。

クオリティにもよりますが、動画編集ソフトは大体1万円くらいで買えるので、

・費用を抑えたい
・ものすごい高画質・高クオリティを求めているわけではない
・ちまちました作業ができる
・作成時間が間に合いそう

という方は、手作りで十分だと思います。

デメリット

作業の手間や時間がかかる(2、3ヶ月あると安心)
会場の機器接続がうまくいくかの確認作業が必要

ソフトの使い方に慣れることも含め時間的に余裕がないと難しいと思うので、手作りする場合は早めに取り組むことをおすすめします。

我々は当初、プロフィールムービーはマスト、時間があればゲストへのメッセージを入れたエンドロールムービーも作成したかったのですが、実際、時間的にエンドロールを作成することはできませんでした(ちょっと凝ったムービーにしたくて、プロフィールムービーに盛り込む動画とかを撮影したりしたので2ヶ月はかかりました)。

まあ、ゲストの席札にメッセージは書いていたので、エンドロールムービーはカットしてもいいか、という考えに落ち着きましたが、どうしてもはずせない!という場合には、早めに取り組みましょう。

なお、席札などのペーパーアイテムについてはこちらを参照ください。

【おすすめ招待状】簡単・コスパ良し!の2大通販サイト PIARY と HAPPYLEAF

おすすめ動画編集ソフトと作成の手順

我々が購入した動画編集ソフトはこちら。

Power Director(パワーダイレクター)

文字のフォントや写真の表示方法、さまざまな映像効果など、選択肢がたくさんあるので自由度が高いです。

これまでムービーを作成したことがなくても大丈夫、ネット上にこのソフトの使い方を説明しているサイトや動画が結構あるので、「パワーダイレクター 使い方」などで検索して試してみてください。

私も映像とか機器類にうとい方ですが、一度やれば作ること自体に結構ハマりますし、実際作成できました!

どのようにして作成を進めたかというと、手順はこちら。

①動画編集ソフトの購入
②使用する写真の収集
→ 時間がかかるので早めに取り組む
→ ゲストが写っている写真を優先的にピックアップ
→ 縦の写真だと映像にうまくおさまらない!など、サイズ感でボツになることがあるので、多めにピックアップ
③どのようなムービーにするかの検討
→ 各業者の参考ムービーや、youtubeを参考にアイディアを練る
④動画編集ソフトでムービー編集
→ 使い方が分からない場合はひたすらネットで検索!
⑤会場で投影確認

ざっとこんなかんじで作成しました。①~③は早々に取り組んだ方が、④以降に時間を費やすことができます。

ムービーを手作りする際の注意点

全体の投影時間を考える

手作りでムービーを作成する場合は、事前にプランナーに投影できる時間数を確認しておきましょう。

また、ムービー全体が10分以内におさまることを目安につくると、ゲストが飽きずに観ることができます。

例えばプロフィールムービーだと、新郎パート・新婦パート・二人のなれそめの3パートに分けられますよね。

写真をみる時間と、文字を入れるとそれを読む時間も必要になるので、写真1枚の投影時間は7秒前後が目安となります。長くても10秒にしましょう。それよりも短いと文字が読み切れなかったり、写真の内容が分からなかったりします。逆に長いと、間が抜けたかんじになってしまいます。

ムービー全体の時間数を考慮しながら、各パートの写真の枚数を計算すると、みやすいムービーが出来上がります。

〆切に余裕をもつこと

最終的に会場側にスライドに写るか確認してもらう必要があるので、プランナーからムービー作成の締め切りを伝えられると思います。

機器の問題でスライドに写らない場合、保存形式を修正する必要があるため、納期より早めに会場へ確認しに行きましょう。また、いくつか保存形式の異なるものを用意することをおすすめします。

 

自分たちで作成する場合に気を付けることはいくつかありますが、その分費用の節約に大きく反映されるのと、作りあげたときの達成感が半端ないです(笑)

パソコンを持っている方は、自分で作るという選択肢も一度検討してみてはいかがでしょうか。

映像撮影の依頼

映像商品の依頼とともに、結婚式当日の撮影を依頼することもできます。

お支度の段階から1日つきっきりで撮影してくれるので、結婚式後や将来こどもに見せたりなど、プロがキレイに仕上げた映像を生涯の記念として手に入れることができます。

ですが…私は依頼しませんでした。

ただ、なにも撮影しなかったわけではありません。親戚に撮影してもらいました(笑)

これは好みだと思うので、下記を参考に依頼するかどうか検討してみてください。

プロの映像撮影の良さ

やはりプロに撮影されるだけあって、光の調整などをうまく利用してキレイに撮影してもらえます。

素人が撮影するとどうしても逆光になったりしますよね。

新郎新婦はもちろん、会場もステキに撮影してくれます。天井の高さや自然光など、会場の特徴をしっかり捉えてくれています。特に会場と提携している撮影会社だと、その会場の見せ場や特徴を把握しているので、イイ角度から撮影してくれること間違いなしです。

それらの最もイイシーンをピックアップして編集し、ステキなムービーとして作りあげてくれるので、誰にでも見せられるプロの映像として出来上がります。まあ、言わずもがなですよね。

ゲストの映像撮影の良さ

私の場合、そもそもなぜプロに依頼しなかったかというと、私の性格上、そんなに見返すことはないだろうというのが1番の理由です。

あまり映像に重きを置いていないというのもあるかもしれません。

また、個人的な経験も影響しているかもしれません。小さいときに海外に住んでいた頃、日本のおじいちゃんおばあちゃんにビデオレターを家族でよく撮っていたこともあり、ホームビデオが好きでした。その影響もあってか、ドラマのメイキング映像のようなゆるいワンシーンの方が面白いと感じるのです。

もちろん式の最中や各スピーチなど、結婚式に欠かせない要所も撮影してもらいましたが、ゲストの位置からだとどうしても限られた場所からの撮影となるので、プロの映像に比べたら手作り感はあります。

ただ、披露宴中の家族との自然なやりとりの撮影だったり、友人とふざけてるシーンなどは、プロの映像では味わえないアットホームな映像が撮れます。

ただし、ゲストからしたら、どうしてもスピーチなどの重要なシーンの方に注力してしまうので、そこしか撮影してもらえない可能性があります。そのため撮影をお願いするゲストには、事前にそういった箇所を撮影してもらえるよう伝えておきましょう。

ちなみに、我々はせっかくなので事前にカメラを購入し、ゲストに渡しておきました。

 

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写真やムービーは記録に残るものなので、いざ選ぶとなると悩むかと思います。

映像関連は結婚式の費用を大きく左右するので、無理のない範囲で自分たちに合った選択肢を選んでください。

KUTANECO

KUTANECO

30歳で1型糖尿病が発病。

これまでの日常に、1型糖尿病というスパイスを加えた毎日を綴ることで、私自身の記録に、また同じ環境の皆さまの参考になればと思います。

その他、趣味に関する内容も随時更新します。

また、インスタグラムにて1型糖尿病での生活をコミック風に共有しているので、併せてご覧ください(↓下のアイコンをクリック)

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