リブレを自分で購入する方法

こんにちは、KUTANECOです。

この記事では、血糖測定器のフリースタイルリブレを自分で購入する方法についてお伝えします。

 

リブレセンサーを購入する必要性

 

1型糖尿病の方で、リブレを病院で処方してもらってる人は多いと思いますが、リブレセンサーは「1ヶ月に2個(4週間分)まで」など、処方される数に制限があるかと思います。

なんで処方される数が決まっているかというと、それには病院側の都合もあるようで、健康保険を適用するにあたって、1ヶ月に2個以上処方すると、病院側が赤字になってしまうんだとか。

保険診療上、リブレは血糖自己測定の「補助器具」扱いであることや保険点数に絡んでくるようなのですが、その辺の詳しい理由は、直接ご自身の担当医にご確認いただくとして。


本題に戻りまして、リブレセンサーは1ヶ月に2個だと足りてるのか?

特にリブレを使い始めたばかりの方にお伝えしたいのですが…

結論からいいますと、1ヶ月に2個じゃ足りない!

私も1型糖尿病になって、わりとすぐリブレを付け始めるようになりましたが、あまり深く考えず、処方されたものをひたすら使用していました。

が、よくよく考えてみてください。

リブレセンサーは1個2週間(14日)分なので、処方される2個で4週間(28日)使えますよね。

とすると…

1ヶ月に対して2、3日足りない!

1年で換算したら、4週間分×12ヶ月で336日分しか使用できないので、

およそ1ヶ月は指先穿刺しなきゃいけません!

それでもいいか、という方もいるかもしれませんが、個人的には365日リブレを使用できる状態にした方が安心できると思っています。

というのも、私は過去に、リブレを付けないでいたら外出先で低血糖により倒れた経験があるからです。

 

極度の低血糖による昏倒を防ぐ

 

私は過去に、外出先でリブレを付けておらず極度の低血糖で昏倒し、病院に搬送されたことがあります。

その時の詳細は下記を参照ください。

【1型糖尿病】低血糖により昏睡しました。

幸い、ちょうど家族がそばにいたので、病院にてすぐに回復しましたが、発見が遅れて昏睡状態が続いたりすると命の危険もあります。

少しでも「おかしいかな?」と思ったときに、すぐにリブレで血糖値を確認できる環境にあれば、そういった非常事態に陥らなくて済みます。

 

リブレセンサーは2週間つけっぱなしにできないことがある

 

1ヶ月に2個リブレセンサーが処方されるからといって安心はできません。

というのも、毎回センサーが2週間ずっと腕に付けておけるとは限らないからです。

私も過去に経験していますが、

①センサーのシール部分に水分が付着して付かなかったり(センサーがはがれる前に絆創膏などで留めてしまえば使える場合もあります)←夏の汗ばむ季節やお風呂上がり注意!

②医療検査などで、機器の不具合を防ぐためセンサーを外すよう指示されたり

③子どもにセンサーを剥がされたり…

意外と2週間つけっぱなしにできないことって多々あります。

使用期限が残っていればいるほど、センサーが外れたときのダメージは大きいです…

 

リブレセンサーは自費で購入できる

 

リブレセンサーが足りなくなるといっても、病院では2個以上は処方されないし、どうしようもなくない?

と思ったそこのあなた!

リブレセンサーは自分で買えます!!

もちろん、保険が効かないので病院で処方してもらうよりは高額になりますが(後ほど、自費での金額についてお伝えします)、命には代えられません!

といっても、1型糖尿病はいろいろと費用がかさむので…

通院費(糖尿病内科、眼科など)
インスリンなどの処方料
捕食用の飲料やおやつ代

などなど…

可能な範囲で追加購入を検討してみてくださいね。

 

リブレセンサーが購入できる場所

 

リブレセンサーは、

ドラッグストア
薬局
オンライストア

などで購入できます。

 

ドラッグストア

①取り扱いがあるか
②購入方法(オンライン販売のみの場合や、対面のみの販売などお店によって様々)
③金額

を確認する必要があります。

私はマツキヨのオンラインショップで購入しています(店頭販売あるのかな…?)

センサー1個単位で購入できて、税込み7,500円程です。

https://www.matsukiyo.co.jp/store/online/p/4987439083438

 

薬局

薬局でもお店によっては販売しているようです。

オンライン限定だったり、店頭のみの販売だったり、お店によって購入方法は異なるようなので、近所の薬局で購入可能か問い合わせてみてください。

 

オンラインストア

アマゾンや楽天市場、ビックカメラなどでも購入できるようです。

センサーは1個単位だったり、2個以上で販売されていたり、リーダーとセットで販売されていたりと様々です。

金額も、マツキヨオンラインと同じ7,000円ちょっとってかんじです。

【18時まで当日出荷対応】【あす楽・在庫あり】アボットジャパン(Abbott)フリースタイルリブレセンサー 1箱【HR】【血糖測定器用センサー】

いつも病院で処方されているから、こういったオンラインストアで購入できるのはちょっと驚き。

オンラインで購入するなら、こういったところで購入するのが手っ取り早いかもしれませんね。

 

使い方を理解しよう

 

オンラインストアなどの口コミを見ると、糖尿病患者だけでなく食生活を見直したいという人など、体調管理のために購入する人も増えているようですが、ダイエット目的で使用方法をあまり調べず購入する方もいるようで…

もちろん誰でも購入できる現状なので使い方にとやかく言うつもりはないですが、

針を刺しっぱなしにすると勘違いしている人
→装着時は針で刺しますが、刺しっぱなしになっているのはフィラメント(細い繊維みたいなもの)です!

誤差があって信用できないという人
→血液でなく、間質液で測定しているので誤差・時差あります!

などの内容を見ると、ちょっと悲しくなります。

糖尿病患者や予備軍の人たちはリブレのおかげで体調管理ができていて、アボットジャパンに感謝している方は多いと思います。

あまり知識のない状態で使うのは危険ですし、そんな中リブレが文句いわれるのはちょっと違うんじゃないかなと思います。

医療機器なので、使い方など事前に調べて多少の知識を持ったうえで使ってほしいなと思います。




 

まとめ

 

リブレセンサーは病院処方(1月2個)だと足りなくなるので、常時リブレでの測定は難しいです。

リブレセンサーはドラッグストア、薬局、オンラインストアで購入できるので、低血糖を繰り返す方や血糖値が安定しない方などは、自分の体調管理や安全のためにも必要に応じて自費で購入してみてください。

KUTANECO

KUTANECO

30歳で1型糖尿病が発病。

これまでの日常に、1型糖尿病というスパイスを加えた毎日を綴ることで、私自身の記録に、また同じ環境の皆さまの参考になればと思います。

その他、趣味に関する内容も随時更新します。

また、インスタグラムにて1型糖尿病での生活をコミック風に共有しているので、併せてご覧ください(↓下のアイコンをクリック)

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