【1型糖尿病】低血糖により昏睡しました。

1型糖尿病生活

こんにちは、KUTANECO です。

1型糖尿病になって1年経ったところで、初めて低血糖による昏睡を経験しました。

まさかそこまで低血糖になるとは…自分でも低血糖には結構気を付けている方だと思っていたので、とてもビックリしました。

昏睡時にどのような症状が起きたか
どのように治療を行ったか

をまとめたので、万が一昏睡や意識障害を起こした場合のことを想定し、参考にしていただけたらと思います。

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低血糖による昏睡

まさか昏睡まではしないだろうと思っていた私。

イレギュラーが重なり、それは突然やってきました。

経緯と重なったミス

夏休み、義両親のいる軽井沢へ主人と遊びに行くことになりました。

ミス①リブレが付かない!

出発の何日か前にリブレを付けようとしたところ、真夏のせいか、自分の汗と脱脂綿の水分でリブレのシール部分がくっつかない!

ちなみに私はアルコール綿ではなく、ノンアルコールの脱脂綿を使っているので水分の蒸発があまり早くないのです。

なので、脱脂綿を絞ったり、拭いてから少し時間をおくようにしているのですが…

全く貼り付かないし、リブレが動くから刺さってる部分が痛いので、取り外すことに…

リブレひとつムダにしたことで、2週間ずっと穿刺具で血糖値を計るという、とんでもなくもったいないことに!しかもそれが旅行先とは!

そんなことで、結果的にリブレ装着なしで軽井沢に向かうことになりました。

ミス②油断して未測定で外出!

およそ1週間ほど軽井沢で過ごすことに。

毎食前には穿刺具で必ず血糖測定を行い、外出前も測定してから必要な分の糖を補給し、出掛けていました。

移動はいつも自転車でしたが、必ず私が主人の前を走ることで、私の安否が確認できるようにしていました。

おかけで、最初の3日間くらいは何事もなく無事に楽しんでいました。

ですが、旅行先に慣れた4日目頃から油断し始めてきました。

その日は朝食前の血糖値が高かったため、いつもより多めにインスリン注射を行いました。そして朝食後、義両親と3人で犬の散歩に出掛けることに。主人は別の用があったため、不在。

玄関まできたところで「ちょっと低いかな?」と思った私はジュースを飲みながら出発。

この時に血糖値を測定しておけばよかったのですが、すでに靴を履いていたのと、気が緩んでいたこともあり、ジュースを飲めば大丈夫かな、とそのまま出発してしまったのです…

症状

上記にあるように、昏睡する以前にも低血糖の徴候が見られました。

軽井沢といえど、直射日光に当たれば結構暑いので、低血糖症状と暑さの区別がつきにくかったように思います。

昏睡する15分前:喋り方がいつもと違う

自分ではあまり気付いていなかったのですが、散歩に出る玄関にて、義父が、私がいつもとは違う「舌足らずのような喋り方になってる」と思ったそうです。

後々思えば、そういえばあの時点でも自分の判断でジュース飲んだし、低いような気はしていましたが、それでもいつも通り喋れていると思っており、自分がそこまでおかしいという認識はなかったです。

もしかしたら、この時点でかなり血糖値が低く、自分の感覚がいつもとは違ったのかもしれません。

昏睡する5~10分前:意識がもうろうとする

散歩し始めて少し経った頃、ちょうど直射日光のもとで歩いていました。

日差しと暑さのせいでフラフラするのだろうと思っていましたが、隣で義母が話しかけてくれている内容が認識しずらいと感じていました。

頭の回転が遅くなっている気がしたのと、なんとなくめまいがしていました。

それでも暑さと日差しがまぶしいせいだと思っており、そこまで低血糖状態にあるとは疑っていませんでした。

散歩中、ジュースと水を交互に飲んでいましたが、それでも血糖値は上がっていなかったようです。

昏睡する瞬間:頭が真っ白

義母と、木にクルミがなっているという話題になり、木を見上げました。

見上げた瞬間、フラフラしてめまいがしていたため、すぐにクルミが見つけられませんでした。焦点が合っていなかったのだと思います。

そのうちにクルミを認識しましたが、「見つけた」と思ったら頭が真っ白になり、なにも考えることができず、ひたすらクルミを見つめていました。

このとき義父は、私が足を止めてずっと木を見上げていたため「おかしい」と気付いてくれたようです。

私は、すでに意識がもうろうとしており、クルミを見つめていたところで記憶が途切れました。

最後に残っている記憶は、空がとても明るく、光がまぶしかったことです。

低血糖による昏睡時の治療法

昏睡してからは、自分自身の記憶がありません。

そのため、私ではなく周囲の人によって対処してもらったことがたくさんありました。

応急処置

私が昏睡した際、義母が、私が倒れる瞬間にダッシュでかけよって支えてくれました。

普段はブドウ糖とジュースを持ち歩いていましたが、その時はリュックを入れ替えており、ジュースのみしか持っていませんでした。そのため、少量のジュースを口に含ませてくれました。

誤嚥の可能性があるので、本当はブドウ糖を唇や歯ぐきのあたりにすりこませるのが一番だそうなので、ブドウ糖は必ず携帯するようにしましょう!

同時に救急車も呼んでいただき、私が意識を戻したのは救急車の中でした。

名前と生年月日、年齢を聞かれ、もうろうとしながらも答えます。ちなみに、私は年齢を1歳さばを読んだそうです(笑)生年月日と年齢が合わないので救急隊員は首をかしげて義母に尋ねたそう…無意識だったのですが、本心が表れたのですね(笑)

受け答えしたあと、そのまま寝たのか、意識を失ったのか、知らぬ間に軽井沢の病院へと搬送されました。

病院での処置

次に意識があったのは、病院の診察台の上でした。

その時も意識がもうろうとしていましたが、覚えてる範囲で行った処置は下記のとおりです。

点滴

おそらく、血糖値を上昇させるためグルカゴンが投与されていたかと思います。

私は普段は重篤な低血糖になることはないので、グルカゴン注射は持ち合わせていないので詳しいことは分かりませんが、グルカゴンは、体内に蓄えられた糖を血液に放出させて、血糖値を上昇させるそうです。

MRI検査

義母がダッシュで駆けつけてくれたおかげで頭を強打せずに済んだそうですが、MRI検査を行いました。

念のため妊娠していないかを確認するため車いすでトイレに行った際、主人と義両親が待ってくれているのが見えました。

それまで意識がぼんやりしていましたが、みんなの顔を見て安心したのと、申し訳ない気持ちで涙が溢れてしまいました。

その他の外傷の手当て

どこか痛みがあるか聞かれたので、じんじんしていた小指を見せました。

倒れたとき、そばにガードレールがあったようで、そこに小指の関節をおもいっきり強打したらしく血がにじんでいました。

その手当てを行ってもらい、診察は終了しました。

学んだこと

診察後、からだはまだ正常には動かなかったので、車いすで車まで運んでもらい、家に着いてからは安静にしていました。

そのときに改めて起こった出来事を振り返り、いろいろなミスをしてしまったことを後悔し、今後に活かさなくてはいけないと思いました。

リブレが付かなかったときの対処法

リブレが付けられなかったことは、昏睡を起こした大きな原因のひとつだと思います。

その後、通院している病院にも確認しましたが、肌の水分でリブレが付かなかった場合は、絆創膏やテープで固定させるのもひとつの手だと聞きました。

後日、リブレを付けたあとすぐにお風呂に入ってしまい、リブレのシール部分がはがれ始めたことがありました。その際、絆創膏をリブレに十字で貼り付けたところ、そのうちリブレが肌にくっつくようになり、きちんと計測も出来ました(念のため絆創膏はそのまま貼り付けておきました)。

見た目は相当悪かったですが(笑)、リブレが付けられないともったいないので、同じような状況になった場合は試していただきたいです。

ブドウ糖の携帯

ブドウ糖って、それだけ食べても甘すぎて苦手だった私。

でも、今回のことがあってからは、外出時にはジュースだけでなくブドウ糖は必ず身に付けるようにしています。

美味しい、美味しくないの問題ではなく、命に関わるということを身をもって実感しました。

周囲の人の理解

親族に、低血糖時の対処法を詳しく知ってもらっていたおかげで、迅速な対応と応急処置をしてもらえました。義両親は本当に命の恩人です。

その後、勤めている会社でも、昏睡した経験があることを共有し、万が一今回のようなことが起こった場合のために、応急処置の方法を伝えました。

幸い、理解のある上司と優しい同僚に恵まれていたので、すぐに納得いただけました。改めて、恵まれた環境にいるんだなと思います。

まとめ

今回のことで、「今まで重度の低血糖になったことがない」という経験だけで自意識過剰になっていたんだなと認識しました。

1型糖尿病になってまだ2年も経たない私ですが、インスリン注射には慣れました。

すべての1型糖尿病の方に共通でいえると思いますが、インスリン注射に慣れると、隣り合わせの低血糖という危険を実感しにくくなります。

これまで以上に、どんな状況においても「もし低血糖になったら」と考える習慣をつけ、

リブレの常用
ブドウ糖の準備
救急車を呼ぶ連絡手段

これらすべて抜けのないよう、普段から行動することに気を付けようと思います。

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