【1型糖尿病で妊娠】便秘解消に効いたのはコレ!血糖値を気にしながら便秘改善に挑む

こんにちは、KUTANECO です。

1型糖尿病の私が妊娠して血糖コントロールやつわり以外に大変だったこと、それは便秘です。

多くの妊婦さんが便秘に悩まされると聞きますが、何がツライって、ただ出ないだけでなく、おなかが大きくなってきた状態で便秘だと、ごはんを食べる際に胃の中にごはんが入る隙間がなくて食べるのも苦しい!

おなかの中は赤ちゃんとごはんとうんぴでパンパン(笑)

この記事では、私が便秘解消に効いたものをご紹介します。血糖値を気にしながら試行錯誤したので、1型糖尿病の方でも、フツーの妊婦さんでも参考になるかと思います。

便秘解消に効いたモノ・コト

便秘に効くものをいろいろ試した結果、効果的だと感じたものをご紹介します。

妊娠初期と妊娠中期〜後期で便秘具合や自分の体調、生活習慣も変わってきたので、時期ごとに効果的だったものをピックアップしました。

妊娠初期の便秘に効果的だったモノ

私はもともとお通じがいい方ではなかったからか(便秘というほどでもなかったけれど)、わりと早い段階から便秘気味でした。

そのため、早い段階から産婦人科にて相談しました。

産婦人科で処方してもらった薬

いきなり薬かよ、ってかんじですが(笑)とにかく1番効くのは薬でした。

私はマグネシウム錠というものを処方してもらいましたが、自分の便秘具合によって飲み方を変えることができる融通のきく薬です(おそらく多くの妊婦さんが処方される薬)。

毎食後に1錠ずつ飲み、お通じが良くなったら飲むのをやめる、というようなことを繰り返していました。

特につわりのある期間は食事の用意がしんどかったので、食事で改善というよりは、とにかくなにか食べて薬に頼るってかんじでした。

寒天

食物繊維が豊富な寒天はかなり効果抜群でした!

夜、デザート感覚で食べると翌朝必ず便意がありました。

つわりで食べるのがしんどくても、寒天なら喉越しがいいのでツルっと食べられます。

寒天を作る手間はかかりますが、食事ほど作る面倒くささはないし、においもないので苦ではなかったです。

私は妊娠前から、夜中の低血糖を防ぐためにいつも牛乳を飲んでいたので、低血糖対策も兼ねて牛乳寒天を作っていました。

時にはフルーツを入れたフルーツ牛乳寒天にして、血糖調整する感覚で夜のデザートとして楽しんでいました。

血糖値が低いな、と思ったら、さらに牛乳に砂糖を入れてそこに牛乳寒天を入れたりと、血糖値の微調整もしやすいです。

ちなみに、スーパーなどで寒天粉を購入する際、寒天と同じ場所にゼラチンが売られていることがあります。ゼラチンは寒天と違って食物繊維が多いわけではないので、間違えないようにしましょう!

購入の前に食物繊維の量を確認すると確実です。

硬水

妊娠中は妊娠前よりも水分を多くとる必要があり、その目安は1.5〜2リットルと言われています。

水分の摂取が少ないことが便秘の原因にもなるとのことで、私も積極的に水分をとるため、朝の目覚めたときに硬水(コントレックス)をコップ1杯飲むようにしました。

硬水は、腸の動きを活発化させるマグネシウムを多く含むので便秘解消に効果的とのこと。

確かに、朝にコントレックスを飲み続けたら、飲まないときよりもおなかの調子がイイ気がする!

軟水よりも飲みにくさはありますが、これを飲むことで目も冴えます(笑)

朝だけでなく、便秘薬を飲むときに一緒に飲んだり、私は低血糖のときにカルピスの原液をコントレックスで割ったりして、硬水を飲む機会を増やしました(カルピスの原液と割ると全然苦くない!)。

継続することで効果がでてくると思うので、苦手でなければ挑戦してほしいです。飲み続けると、飲み始めた頃よりも味に慣れて意外と飲めるようになりますよ。

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妊娠中期〜後期

妊娠初期よりも便秘がひどくなり、切れ痔状態に!

つわりがなくなってまともに食事ができる状態だったので、食事でも便秘に効くものを取り入れるようにしました。

産婦人科で処方してもらった薬

便秘はからだを危険な状態にさせると聞いたことがあったので、またすぐに薬に頼りました。

ただ、処方された薬は即効性がないので、なるべく早い段階で薬を飲むようにしました。

産科では食後に2錠飲むよう言われましたが、毎食後2錠飲むと逆に下すので、切れ痔など本当にヒドい状態のときに2錠飲み、その後は1錠ずつで様子を見たり、朝と夜に1錠ずつ飲んで昼は飲まないようにしたり…などと工夫して飲むようにしました。

また、血糖管理のため分食を始めたら、便秘と下痢を繰り返すように…それを産科で相談したところ、

今までは分食の1回目を食べ終わったときに薬を飲んでいたのですが、それだと薬の効果に対して食事の量が少なすぎる可能性があるらしく、分食の2回目の食事後に飲むようにしたら、下さずにちゃんとしたうんぴが出るようになりました!

ずっと便秘と下痢を繰り返していたので、フツーのうんぴが出たときは感動!

プレーンヨーグルトとプルーン

毎朝カップになっている加糖ヨーグルトを食べていましたが、より便秘解消を促すべく、プレーンヨーグルトにプルーン、ナッツ、バナナ、はちみつを入れて食べるようにしました。

それぞれ食べすぎると下したり、逆に便秘の要因となったりするものがあるので、少量ずついろんなものを取り入れるようにしました。

私はナナやプルーンが切れて買い足すまで食べれなかったとき、便秘になったので、効果ありなのだと実感しました。

また、はちみつをアカシアはちみつオリゴ糖に変えることで、より便秘解消に効果的だそうです。

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こんにゃく

食物繊維が豊富なこんにゃくも、普段の食事に取り入れる回数を増やしました。

例えば、
・豚汁 → 野菜もたくさん食べられる!
・煮物 → 定番!私の作る煮物は甘めなので、血糖値がちょっと心配
・甘辛炒め → 砂糖、醤油、みりん、ごま油などで炒めるとパクパクいけちゃう!
・さしみこんにゃく → 個人的に好きだからたくさん食べられる!
・たまこん → さしみこんにゃく同様、お箸が進む!

豚汁とかなら汁物としてしっかりした1品になりますが、副菜としてこんにゃくを使うとなると作るのが面倒なときもありますよね。

そんなときは生協のお惣菜が役に立ちます!

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私が利用している生協はコープで、さしみこんにゃくやたまこんなどは、生協で注文して普段のメニューに1品取り入れています。

コープのさしみこんにゃく

お皿に盛るだけなので、お手軽!

コープのこんにゃく(3つで¥190くらい)

お皿に盛るだけ、温めるだけで1品追加できるので、手間なしで助かっています!

ちなみにコープ生協は、妊娠時の利用は基本手数料や配達手数料が無料になるので、それも嬉しいところ!家まで運んでもらえるし、かなりありがたいです。

※手数料無料のためには、簡単な手続きが必要です。

さつまいも

1型糖尿病になってからは、糖質を気にしてあまり食べないようにしていたイモ類ですが、血糖コントロールも以前よりだいぶできるようになったので、便秘を機に食べ始めました。

私はもっぱら切って焼くだけのシンプルな食べ方が好きで、デザート感覚で食べています。

輪切りにしたあと電子レンジで少し温めてからフライパンで焼くと、中までしっかりやわらかい♡ゴマ塩をかけるだけで、さつまいもの自然な甘味が楽しめます。

さつまいもを食べた翌日は心なしか便がやわらかくなる気がするので、便秘がヒドイ時ほど食べるようにしていました。

夫はどちらかというと大学イモの方が好きで、一度つくってみたのですが、美味しくできたものの血糖値が爆上がりしてしまい、それからはしばらく封印(笑)

散歩

コロナ禍ということもあり、在宅勤務になったり自粛したりと、以前よりも外出する機会が減った関係上、完全なる運動不足に…

1型糖尿病でも、血糖コントロールが良好であればそこまで心配する必要はないといわれていますが、それでもむやみやたらの外出は控えたいなと思ってしまいます。

かといってずっと家にいても健康面が心配だし、妊婦として体力が落ちるのも問題ですよね。

なので、なるべく人の少ない夜の時間帯や、人通りの少ない場所を選んでお散歩するようにしています。

その結果、少し遠いけど安いスーパーを見つけたり、知らない住宅地を見てまわったりと、ちょっと面白い発見があって楽しんでいます。

お散歩することで気分転換になるし、歩くことで腸も活性化する気がしているので、やはり適度に外出するのは大事だなと改めて思いました。

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まとめ

妊娠初期はつわりもあるため、食事や運動での改善はなかなか難しいと思いますが、妊娠中期以降はいろいろと挑戦しやすい時期かと思います。

また、「ひたすらコレを食べる!」という方法だと、本当に便秘に効くのか、どれくらいの期間で効いてくるのか分からないので、便秘解消になるものは同時に取り入れた方が効率がいい気がします。

私自身、目覚めにコップ1杯の水と朝食にヨーグルト、お昼と夜にこんにゃくやさつまいもに加え、野菜多めの食事をとって薬を飲んだら、翌日すぐに快腸になることが多かったです(何が効いてるのか分からないので、それぞれどれくらいの効果があるかは曖昧になりますが)。

ただ、毎日そんな健康的な食事を作るのも疲れるので、快腸になったところでたまのご褒美にファーストフードをテイクアウトしたりして、気持ちを切り替えていくことも大事だと思います。

からだのケアと心のケアのバランスを保ちながら、自分に合った解決策を模索してみてください。

KUTANECO

KUTANECO

30歳で1型糖尿病が発病。

これまでの日常に、1型糖尿病というスパイスを加えた毎日を綴ることで、私自身の記録に、また同じ環境の皆さまの参考になればと思います。

その他、趣味に関する内容も随時更新します。

また、インスタグラムにて1型糖尿病での生活をコミック風に共有しているので、併せてご覧ください(↓下のアイコンをクリック)

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