【ニューカレドニア】観光、食事、海…時間を忘れさせてくれるイルデパンの魅力をご紹介!

こんにちは、KUTANECO です。

南国へ旅行を考えている方へおすすめしたいのがニューカレドニア!

フランス領のニューカレドニアは、南国ののんびりした雰囲気に加え、西洋っぽいオシャレさの漂うステキな島です。

また、いくつもの島々が連なっていて、本島のグランドテール島だけでなく、離島に宿泊できるのもニューカレドニアの魅力のひとつです。せっかくニューカレドニアに行くなら、併せて離島にも行きたいですね!

この記事では、私がハネムーンで滞在した離島イルデパンについて、海だけでなく、食事や滞在中の注意点などを写真を添えてご紹介します!

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イルデパン

暑い日差し、真っ青な海、白い砂浜…都会の喧騒から離れ、時間を気にせず波の音とともに過ごす1日…日々の疲れを癒すのにもってこいの場所、イルデパン!

イルデパンへは、ヌメアから飛行機でおよそ30分で到着します。毎日就航しているので、旅行の計画が立てやすいです。

機内は自由席!

イルデパンは、現地の言葉でクニエ(海の宝石箱)と呼ばれています。テレビなどでも紹介されていますが、実際に見る海の透明度は想像以上に感動します!

私は4日間、イルデパン唯一の5つ星ホテル「ル メリディアン イルデパン」に宿泊したので、そこでの滞在をメインにお伝えします。

知っておくと便利な情報

イルデパンに着いてから「あれ?」とならないよう、事前に知っておくと便利なプチ情報です。

電圧

電源は220V/50Hz、コンセントは丸穴2つのCタイプです。変圧器、変換プラグを用意しましょう!

150ヶ国以上で対応可能な変換プラグ(通常のUSB3ヶ所とType-Cも使用可)

小さくて持ち運びしやすい手軽サイズ

基本的にショッピングはできません✖

イルデパンでは、基本的にホテル内や近場の海辺でのんびり過ごすか、ツアーに参加して島内観光をするかんじです。

ヌメアのようにショッピングできる場所は、ほぼありません。そのため、公共の移動手段もほとんどありません(空港からの送迎はホテルが車をだしてくれます)。

ホテル(ル メリディアン イルデパンの場合)を出たらコンビニ的なものもないので、お菓子などを用意したい場合は事前にヌメアで購入しておくと安心です。水は客室に用意されています!

ホテル「ル メリディアン イルデパン」

まずはホテルをご紹介。

オロ湾に面した5つ星ホテルです。空港からしばらく走り、大きな橋を渡ったと思ったらすぐそこがホテルです。

ホテル側から見た吊り橋

すしざんまい

帆船「ピローグ」

客室

我々はウォーターフロントバンガロースイートに宿泊しました。リビングルームとベッドルームが分かれており、バルコニーにはビーチベッドもあります!目の前はラグーンが広がっていて、開放的!

コテージなので、そこに住んでる気分♡

客室の番号は帆の形

入り口にベンチと蛇口付き(足の砂を落とせて便利!)

入ってすぐのリビングルーム

ベッドルーム(天蓋付き!)

バスルーム(バスタブとシャワーが別!)

バルコニー

バルコニーから見えるラグーン(多少の距離はある)

ウォーターフロントバンガロースイートはホテルの入り口やレストランにも近いので、位置的にも最高です!

オロ湾と、無料で遊べるマリンアクティビティー

ホテルのレセプションの横を通り抜けていくと…

目の前にはオロ湾が広がっています!

広すぎて写真を撮っても1人しか写らない!

海の色が沖の方と比べて全然ちがう

透明度たかっ!

南洋杉とオロ湾のコントラストがステキ!遠浅ですが、沖の方はしっかり深いです。浜辺近辺でも魚が見られるので、小さなお子さんとも安心して遊べると思います(魚も透明なので、魚の影で魚を見つけるかんじ!)。

海沿いには小屋風のビーチベッドもあります!こんなビーチベッド初めて見た!すご!!

(至近距離ですが)屋根付きビーチベッド

また、無料でマリンアクティビティーグッズが貸し出しされています。レストランから海に向かって出ると右側あたりに小屋があり、そこで

シュノーケルセット
カヤック
スタンドアップパドルボード

などが借りられます。

スタッフが不在のことが多いので、自由に持ち出してました(笑)

我々がはまったのはカヤックです。カヤック自体が滅多にできないのと、沖まで出るとカメが見れたりして楽しかったです!

沖はしっかり深いので、雨風が強くなってきたら戻りましょう。

屋内アクティビティ

レセプションあたりから2階に上がる階段があり、そこにはたくさんのビリヤードがあります。

本は英語とかフランス語で書かれた古そうなものばかりで読めませんでしたが…雨のときはビリヤードで楽しんでました。予約は不要で、キューやボールも台に設置されています。

1台しかないので、早い者勝ちです!

また、アクティビティではありませんが、レストランの隣にLongitude167 Bar(ロンギチュード 167)というバーもあります。雨の日や夜に、海を眺めながらお酒をたしなむのもオツですね。

スパ「DEEP NATURE SPA」

申し込んだツアーに約25分コースのスパトリートメントが付いていたので、予約してみました。

キレイにセッティングされてる!

シャワー室も完備

スパの近くにあった等身大チェス

主人と同部屋で(タイミングによっては同時に受けられないこともあるそう)、しばし癒しのひとときを…めちゃ気持ちよくてあっという間でした!

施術が終わったらオロ湾沿いのベランダに通され、お茶を用意してくれました!

履いてきたサンダルもベランダに持ってきてくれて、飲み終えたら好きなタイミングでお帰りください、っていう自由なスタイル…ステキすぎる。

また、ここでは浜辺でプライベートスパを楽しむこともできるようで、オロ湾に向かって左側(プールの左前あたり)にスパ用のビーチベッドがあります。

波の音を聞きながらスパを楽しむ…最高かよ。

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観光

イルデパンのあふれる自然を満喫できる観光スポットを紹介します。

ピッシンヌ・ナチュレル

イルデパンに訪れるなら絶対外せないのがピッシンヌ・ナチュレル!

浜辺と海の境が分からない!(手前の△部分以外は海!)

ピッシンヌ・ナチュレルは、岩の合間から海水がはいりこんでできた、天然プールと言われているビーチです。海水がキレイすぎてどこまでが砂浜でどこからが海水か分からないぐらい透明度が高い!

たくさんの種類の魚が泳いでいて、シュノーケリングが楽しめます。大きな波もなく、浅瀬にも魚が泳いでたりするので小さなお子さんも安心です。

南洋杉に囲まれた自然のビーチは、大自然を肌で感じられる神秘的な場所です!

ル メリディアン イルデパン から15分ほど歩くとたどり着きます。が、初めて行くときはなかなか緊張します。というのも、川の中を歩いたり、茂みを進んだりしなくてはならず、「この道であってるのか…?」ってなります(笑)参考程度にざっくりと行き方を紹介しますね。

ちなみに、川の中では水の抵抗があり、森の茂みのような場所も進むので、足の甲が隠れるマリンシューズ系の履物を持っていくと安全かつ歩きやすいです。我々は100均で用意しました(後ほど写真を紹介)。

まず、ホテルを出て、橋を渡らずに帆船「ピローグ」とかホテルの看板沿いを進みます。この辺は川沿いの砂浜を歩く感じです。この砂浜、片腕だけめっちゃデカいカニが見られます!

しばらくすると、川の中へ突入しないと進めなくなります。午前中はひざ下くらいまでの深さなので安心ですが、潮の満ち引きによって深さも変わるので、ロングスカートだと濡れる確率高し!

川を渡っていると看板が2つ出てきます。

2つめの看板で川を上がり、茂みの中を進みます。

木にも目印が

矢印の方向にグングン進むと道が開けてきて、そのまま進めば到着します!

初めてピッシンヌ・ナチュレルに向かうときはちょっと不安になりますが(笑)、着いたら感動と驚きでいっぱいです!!

なお、持ち物についてですが、ピッシンヌ・ナチュレルには着替える場所や食事できる屋台など、そういった設備は一切ありません。水着を着た状態で、水なども持っていきましょう。

あとは、ゴザとかビニールシートとか、敷くものがあると休憩するのに便利です。荷物にはなっちゃいますが…シュノーケルセットもホテルで借りていきましょう。貴重品には気を付けてくださいね。

風が強いときがあるので、荷物が吹っ飛ばないようバッグにひとまとめにし、マリンシューズは石を乗せておきましょう。

ちなみに、バッグはハワイのABCストアで売られているエコバッグが大容量かつ濡れても大丈夫なビニール素材なので便利!

クトビーチ/カヌメラビーチ

ル メリディアン イルデパン から反対側にあるクトビーチは、白いパウダーサンドが有名なビーチです!

白い砂浜が見事

オロ湾ほど海の奥に南洋杉が見えないので、また違った景色です。

クトビーチは3つ星ホテル「クブニー」の目の前で、ル メリディアン イルデパン からは島内ツアーなどで向かうことができます。

ホテル「クブニー」

クブニー横にある木の柵が迫力あり

クブニーのレストランやバーがクトビーチに面しているので、食事をしながらビーチを眺めるのもイイですね!

また、クト半島を挟んだ隣(反対?)のビーチがカヌメラビーチです。ここは4つ星ホテル「ウレ テラ ビーチリゾート」に隣接しています。

我々は島内ツアーの自由時間に周辺を散策した程度ですが、カヌメラビーチは、潮が引くと小島まで歩ける砂浜が表れるんだとか!(小島は私有地のため立ち入りは禁止)潮の満ち引きで景色が変わるなんてステキ!小島周辺には魚がいるようなので、そこでシュノーケリングするのも楽しそう!

島内バスツアー

もともとのニューカレドニア旅行のツアーに、無料のイルデパン島内観光ツアーがオプショナルで付けられたので参加してみました(イルデパンには公共交通機関がないので、島内を散策するならツアー参加がおすすめ!)。

イルデパンに住んでいるという日本人女性がガイドをしてくださり、現地の雰囲気がスゴイ掴めました。

バスから眺める景色も楽しい

サン・モーリス記念碑
カトリック宣教師がはじめてこの島に上陸した場所なんだとか。後ろのサン・モーリス湾と記念碑のまわりの木彫りが、なんとも不思議な雰囲気をかもし出していて神秘的です。

遠目からみるとそこだけ不思議な空間

ハガキみたいな写真が撮れた。

バオ村の教会
イルデパンの住民が暮らすバオ村に、実際にミサも行われるというカトリックの教会があります。イルデパンの住民はカトリックなんですね。中も見学できます。

近くの民家(?)がすごい可愛くて立派

オルタンス女王の洞窟
オルタンス女王という昔の女王が、部族間の継承争いの間に身をひそめていたという洞窟。洞窟までの道のりもなかなか野性的でしたが、洞窟内も迫力ありました!これは確かに身を隠せそう。

森が洞窟の入り口を隠してくれています

洞窟の中から見上げた景色

洞窟内から外を見た景色

以上が島内ツアーの内容です。クブニー宿泊者の送迎の関係上、クトビーチの方にも行けたし、イルデパンの主要スポットを観光できて楽しかったです!

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食事

滞在した ル メリディアン イルデパン の方では、ホテル内のレストランと、近くにもレストランがあります。

イルデパンに行ったら外せないのは、島外持ち出し禁止のエスカルゴ!サイズが大きくてインパクト大!なイルデパンのエスカルゴは、バターとガーリックが効いていて美味しかったです♡ここでしか味わえないので、ぜひ召し上がってください!

ル メリディアン イルデパンのホテル内レストラン La Pirogue(ラ ピローグ)

基本的に朝食やランチ、ディナーはここでとることになります。

朝食のビュッフェ

パンが豊富!パウンドケーキも♡

ドーナツやマフィンも!グルテンフリー系のパンもあります

ジュースの他にミルクもあります

レストランの外にはたまごの調理場もあります

ランチ

ポテトがスゴイ

サンドイッチにもパンが付いてくる(笑)

ディナー

やっぱりパンが美味しい!(確かハーブとゴマ)

オードブルは甘めな味付け

スープ

エスカルゴ!バゲットほどの大きさ!
  

見た目はアレだが美味しいです

やっぱりシーフード!ロブスター

お肉もあります

パスタもあります

デザートもおいしい!

夜のレストランもキレイ

4日間滞在しましたが、飽きることなくいろんなメニューをいただきました(朝食のビュッフェでおなかがふくれ、ランチを抜くこともありましたが)。

雨じゃない日はテラス席を利用し、毎日海を見ながら食事するというなんとも贅沢な時間を過ごしました!

食事も美味しいです!毎晩フレンチのフルコースって、どんだけ贅沢!

近くのレストラン Le Ko Nge Aa Ke

ホテルから少し歩いたところにレストラン(なんて読むかさっぱり不明な店名)があります。

青い小屋が目印

テーブル近くにメニューがあります

ピッシンヌ・ナチュレルへ行く方向を、浜辺ではなく森沿いを歩いていくと、青い小屋が見えてきます(地図も街灯もないので、明るいランチタイムに探検しに行くのがおすすめ)。

海沿いの浜辺に長テーブルと椅子が並んでいて、そこで食事をいただけます。料理も豪快だし、美味しいし、ちゃんとサラダからデザートまでのコースになっていて、食べ応えあり!

パテも付いてるサラダ

ここでもエスカルゴ!豪快!

天使のエビも豪快!

デザート撮り忘れた。

テーブルから見た海の景色

地元感漂うレストランなので、(気になる方は)衛生面やサービスはホテルと比べられませんが、量がしっかりあって美味しいのでおすすめ!

また、イルデパンではホテル以外で現地の人と交流できる場が貴重なので、ぜひ足を運んでいただきたいです。

確か日曜日が休みだったので、注意!

その他のホテルのレストラン

ツアーなどでクトビーチ方面に行く場合は、クブニーなどのホテルのレストランで食事できます。

ずっと同じホテルの食事だと飽きてしまうかもしれないので、たまには違うホテルの食事も試してみてはいかがでしょうか。

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お土産

冒頭でもお伝えしたように、イルデパンでショッピングはほぼできないです。

少なくとも、私が滞在したル メリディアン イルデパンは、近くに買い物できる場所はありませんでした。

せいぜいホテル内に置いてあるスーベニアショップくらいです(観光ツアーでクトビーチに行く途中、軽食とかジュース売ってる小屋っぽいのがバスから見えた気がしましたが、人がいるのかも、歩ける距離なのかも不明…)。

お買い物できる場所はありませんが、それが逆にのんびりする時間を与えてくれます。ショッピングやお土産はヌメアで楽しむとして、イルデパンでは海や自然を満喫してリフレッシュしましょう!

まとめ

ニューカレドニアの離島イルデパンは、時間を忘れて自然を満喫できるステキな島です!

広く澄んだ海や南洋杉などの高い木々を眺めながら海にプカプカ浮いたり、ただただのんびり過ごしているだけで、なんだか時間が止まったような感覚になり、心が洗われます。

私はイルデパンにかなりハマってしまい、日本に帰国してからは「あの海と緑しかない島に行きたい」と、旅行のときのことを何度も思い返します。

イルデパンの海を知ってしまってから、そんじょそこらの海には行けなくなります…海って言ったら、広くて青くて透明で!自分の知っている海の常識が覆されますよ!

KUTANECO

KUTANECO

30歳で1型糖尿病が発病。

これまでの日常に、1型糖尿病というスパイスを加えた毎日を綴ることで、私自身の記録に、また同じ環境の皆さまの参考になればと思います。

その他、趣味に関する内容も随時更新します。

また、インスタグラムにて1型糖尿病での生活をコミック風に共有しているので、併せてご覧ください(↓下のアイコンをクリック)

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