1型糖尿病になって初めてマックを食べてみました

1型糖尿病になって食事の管理にも大体慣れてきた頃、

「マック食べたい」

と思い始めました。

自分で糖質を管理しながらつくる食事は、異常な数値が出ることはほとんどないので、安全です。
ですが、毎日毎日、栄養成分表示の炭水化物欄や糖質欄とにらめっこしているのはさすがに疲れるし、たまには外食やファーストフードを食べたいと思っちゃいます。

そこで、そろそろ血糖の動きや糖の取り方を理解してきたので、外食にも挑戦してみることに。

まずは、マクドナルドから挑戦!

1型糖尿病になって初めてマクドナルドを食べてみました

意外とマックは挑戦しやすいファーストフードなのではと思います。なぜなら、

・持ち帰りできるから、まずは家で挑戦できる
・どこにでもあるから、慣れれば外食しやすい
・栄養成分表が公開されている

マクドナルド 栄養成分一覧表
http://www.mcdonalds.co.jp/quality/allergy_Nutrition/nutrient2.php?id=1
※糖質ではなく、炭水化物での表記

結局、栄養成分表を見るのかってかんじですが、安心してファーストフードが食べられることが分かれば、気持ちよく食事することができます。

「糖質どれくらいだろう…」
「インスリンどれだけ打てばいいか分からない…」

と不安に思いながら食べるより、断然おいしく食べられます!

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マクドナルドで選んだメニュー

早速マックに行き、せっかくなので自分の好きなメニューで試すことにしました。

・ダブルチーズバーガー(炭水化物 31.4g)
・フライドポテトM(炭水化物 51g)
・トマトケチャップ(未表記)
・アールグレイ アイステイー(炭水化物 0g)

そして念のため、まずは家で食べてみようと持ち帰りにしました

バーガーなので、糖質はほとんどバンズに集中してるだろうと思うので、メニューによっては本当にバンズだけ糖質量を考えればいいのではないかと思います。

実際、ダブルチーズバーガーの炭水化物は31.4gと、私の主食で必要とする糖質よりちょっと少ない程度。

足りない分をポテトで補うべく、Mサイズでしたが、夫と半分ずつくらいに分けました。
ドリンクは自重して、糖質のないアイスティーにしました。

食べる順番

食べる順番は、

ダブルチーズバーガー → フライドポテト

バーガーを食べきってからポテトを食べることで、多少なりとも糖の吸収を遅くさせようという作戦です。

せっかく久々にマックを食べるので、今まで以上に味わいながら食べるべく、ゆっくり噛んで食べました。やはりマクドナルドは、美味しい。

1型糖尿病になって初めてマックを食べてみました

マクドナルドを食べる前と食べた後の血糖値

マックを食べる前の血糖値は、こちら。

食前の血糖値: 139
インスリン単位: 6単位
糖の摂取量:
ダブルチーズバーガー31.4g + フライドポテト51÷2=約25g + ケチャップ推定5g =61.4g

食前ですが、1型糖尿病を患っているわりには、まずまずな値ではないでしょうか(自分で自分を褒めないと、モチベーションが下がりますからね)。

ちょうどこの頃、お昼に摂取した糖が、夕食まで保てず低血糖が頻繁に続き、インスリン量を減らしている時期だったため、この日もインスリン量は6単位で打ちました。

食後、特に運動という程の運動はしていません。

そして、夕食前に計測した血糖値がこちら。

食後6時間後の血糖値: 304

ぼーん。

ここのところ血糖値を100台で収めていたため、久々の300台にビックリ。
ポテトのせいでしょうかね…

必要な糖の摂取量をバンズとポテト、すべて主食でとってしまったことと、ポテトを食べ過ぎたこと、インスリン量が少なかったことが原因かと思われます。特にポテトは揚げてあるので、いつまでも血糖値が伸びて、食後6時間でもこのような高い数字になったんだろうと思います。

食後6時間で304ということは、食後2時間とかもっと高かったんだろうな、と思うと怖い…

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結果、夫からフライドポテト禁止令が出ました(笑)

もう少し量を減らしたり、インスリンで調整すれば血糖値も高くなりすぎないのかとは思いますが、やはり揚げ物で血糖値を安定させるのは難しそうなので、当分は控えることにします。

ただ、バーガー自体は問題無さそう(と思っている)ので、次回からはサイドメニューをサラダとかに変えて、また試してみようと思います。

もともとフライドポテトは好きなので、いつか血糖値をうまくコントロールできるようになったら、そこそこの量で楽しめたらいいな、と、さっき食べたフライドポテトの味を思い出しながら思うのでした。

※糖質気にしなくていいからと、食べすぎには注意!糖質だけでなく、栄養面も考慮しましょう。

KUTANECO

KUTANECO

30歳で1型糖尿病が発病。

これまでの日常に、1型糖尿病というスパイスを加えた毎日を綴ることで、私自身の記録に、また同じ環境の皆さまの参考になればと思います。

その他、趣味に関する内容も随時更新します。

また、インスタグラムにて1型糖尿病での生活をコミック風に共有しているので、併せてご覧ください(↓下のアイコンをクリック)

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