こんにちは、KUTANECOです。
1型糖尿病で無事に妊娠することができ、念願の産休も取得することができました。
ずっと仕事してたので、産休はいったら何しよう!?と、産休に入る前からウキウキ(笑)
赤ちゃんが生まれたら、家事含めやりたいことややらなきゃいけないことがなかなかできなくなるって聞くし、特に1型糖尿病の人は、赤ちゃんのお世話に加えて、自分自身の体調管理も必要です。
フツーの妊婦さん以上に気を配ることが多いので、妊娠中にできることはやっておく方がベターです。
この記事では、産休中にやったこと、やっておいて良かったことを記載しています。
1型糖尿病の方に限らず、妊婦さんならどなたでも参考にしてもらえる内容かと思います。
産休中に準備して良かったこと
私が産休中のタスクとしてピックアップした事項は下記の通りです。
1型糖尿病に関連する準備
・日用品のストック購入
・洋服の整理
・夫との産後の生活スタイルについての話し合い
通常の出産前準備
・家の掃除
・ベビー用品の購入&置き場所確認
・妊婦無料プレゼントの応募
・銀行の口座整理
・内祝い選び
それぞれ見ていきましょう。
日用品のストック購入
ベビー用品が揃ってない場合はベビー用品の調達を行うと思いますが、私はその他に、産後の大人が使う日用品のストックも購入しておきました。
産後の外出は大変!
そもそも産後はからだが回復してないのですぐに出かけるのは難しいですし、たとえからだが回復しても、産後のインスリンの効き方は妊娠前の状態に戻るので、血糖コントロールに慣れるのに時間がかかり、外出が不安になる可能性があります。
しかも妊娠時はインスリン量が多いので、うっかりその調子で産後も打つと結構な低血糖になります。
また、授乳することで通常よりも余計に低血糖を起こしやすくなったり、そもそも育児でバタバタしてしまって、低血糖になるまで自分の体調を気にかける余裕すらままならなかったり…
産後の低血糖が心配な場合は、外出は血糖コントロールが少しでも慣れてからの方が安心です。
外出しなくてもネット購入もできますが、育児で疲れてそれすらも面倒になったりするので、用意しておけるものはできるだけ用意した方が後々ラクかもしれません。
私は産後、慣れない育児と血糖コントロールの両立に自信がなかったので、買い出しに行かなくても済むように必要な日用品のストックを買い足しておきました。
買い足した日用品ストック一覧
私がリストアップしたストック品は下記の通りです。
シャンプー&リンス&ボディシャンプー
重いので、まとめてネット購入しておくと便利です。
化粧水&乳液
美容液やアイクリームを使ってる余裕はない気がして、オールインワンになってるものを購入。実際、疲れてケアする元気がなかったので、正解でした。
また、ポンプ式だと簡単に取り出せて便利です。
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ヘアオイル
これも使ってる余裕ないかもと思ったけど、しばらく美容院に行けないので家で多少のケアができればと思い購入。意外とちゃんと使えてます。
ハンドソープの詰め替え
コロナ禍のため、結構頻繁に手洗いしています。片手で赤ちゃんを抱っこして手洗いすることもあるので、泡タイプが楽チン。アルコール消毒を多用してる人はそちらも検討を。
洗顔ソープ
私は化粧石鹸を使ってましたが、泡立てるの面倒くさくなりそうだったので、泡で出る洗顔ソープを検討しました。実際、化粧石鹸のストックがまだあったので、購入せず。意外と泡立てるの頑張れてます。が、泡タイプがあったら絶対便利!
各種洗剤
台所洗剤や洗濯洗剤など。意外と気付かないで切れちゃうことあるので。赤ちゃん用の各種洗剤も別途購入しました。
歯ブラシ&歯磨き粉
ストックしてないと買い忘れやすいので。糖尿病を患っていると歯周病になりやすいらしいので、歯はちゃんとケアしています。
生理用ナプキン
産後しばらくは産褥パッドを使いますが、段々と悪露の量が少なくなってきたり、産褥パッドがなくなったとき用に生理用ナプキンがあると便利です。夜用とふつうの日用、少ない日用すべて使いました。
調味料
里帰り予定だったので、夫が料理するときに困らないようにお醤油とか油とかを用意しておきました。産後は料理する暇ないかもしれないので、缶詰とかも併せて用意しておくと便利です。
ゴム手袋
布おむつの予定だったので、産後すぐに手洗い&洗濯できるように余分に購入しました。
育児でいっぱいいっぱいで、自分たちの普段の生活が後回しになりやすいので、事前に常備しておくと、後々買いに行く手間が省けて「助かった〜」てなります。
ちなみに、もし産後にストックがないことに気付いても、生協で注文すれば家まで届けてくれるので楽チンです。
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私は、食品と一緒に上記の重たいもの(洗濯洗剤など)は生協で注文して、あまり自分に負荷をかけないようにしています。
しかも、妊娠時から小学校入学まで手数料と配達料が無料になるのでありがたい!
※1歳~は¥3,000以上の利用で無料。¥3,000未満の場合は手数料、配達料ともにかかります。
また、キラキラベビープレゼントに登録しておくと、赤ちゃんの半年と1歳のときにプレゼント(離乳食の注文に使用できる無料クーポンやお食事エプロンなど)があるのでぜひ登録しておきましょう!
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洋服の整理
産前はワンピースなどのマタニティウェアが多かったかもしれませんが、産後は授乳できる洋服が必要です。
また、インスリンを打つとなると、赤ちゃんを見に来客があったり外出したときなど、人前でも簡単にインスリンが打てるようなトップスが便利です。例えば前にボタンが付いたトップスや、ゆるめのTシャツ、ゆるく着れるセットアップなど。
前にボタンが付いたワンピースなどは、授乳せずインスリンだけ打ちたいという場合など、おなかだけ出すには不向きかもしれません。
ボトムスは、もしマタニティ用があれば、産後のおなかはまだ少し大きいのでそのまま履けるようにしておくと、上記のトップスとも合わせられるので便利です。
夫との産後の生活スタイルについての話し合い
産後は育児をしながら自分の体調管理も行わなければなりません。
実際やってみると、
・持効型インスリンを打ち忘れる
・食前のインスリンを打ったら赤ちゃんより自分優先
・抱っこしてる最中に低血糖
など、なかなか大変!
担当医からは、特に低血糖になったときは自分を優先するよう言われていましたが、結局自分が後回しになることもしばしば。
できるだけそうならないように、夫と産後の生活スタイルについて話し合いました。
産後の生活スタイル
例えば我が家の場合、これまでは基本的に私がメインで家事をやっていましたが、産後は、
夫:炊事、赤ちゃんのお風呂担当
私:掃除洗濯、お風呂以外の夜間の対応含めた基本的な育児担当
もちろん夫もおむつ交換やミルクづくりをマスターしているので、私が病院に行っているときでも対応できるようにしています。
朝(赤ちゃんが寝ている間)
夫:就寝
私:洗濯
洗濯機の予約機能を使うと、朝起きた時には洗濯できているのですぐに干せます。
朝(赤ちゃんが起きだす)
夫:3食分の炊事
私:赤ちゃん対応(遊んだり抱っこしたり)
食事はまとめてつくってもらい、電子レンジで温めるだけで食べられるようにしてもらっています。私ひとりだけで食事するときはチンしてすぐに食べられるので、ありがたし!
朝(仕事前までに)
夫:赤ちゃんのお風呂
私:赤ちゃんの着替え用意、掃除機かけなど
私はお風呂で血糖値がよく上下するので、安全性を考えて夫が時間のある朝に入れてくれています。お風呂後の着替えなどは私が対応するので、2人態勢でできるのでスピーディかつやりやすいです。
日中
夫:仕事
私:赤ちゃん対応、お風呂・トイレ掃除、買い出しなど
夜(赤ちゃんが寝た後)
夫:仕事
私:布おむつの洗濯(手洗いした後、予約機能をセット)
以上のような流れで毎日を過ごしています。ルーティーン化することで「このタイミング(または時間)で低血糖になりやすい」など自分の体調が把握できるようになるので、事前の対策が打ちやすいです。
食事は、ひとりで食べるときは抱っこしたり授乳しながらになることが多いので、
・スプーンやフォークで食べられるモノ
→ 利き手じゃなくても食べやすい
・すすったりしなくてはいけないモノや、汁物は避ける
→ 赤ちゃんにかかると危険
・サンドイッチなど片手で食べられるものはラップやキッチンペーパーで包む
→ 具がこぼれず食べやすい
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上記をリクエストしています。例えば、親子丼などの丼モノやサンドイッチ、麺類はうどんなどよりもパスタの方が汁っぽくなくて食べやすいです。
母乳の質や栄養などを考えると、一汁三菜の和食がベストなのは分かりますが、おはしは利き手じゃないと食べづらく、そんなにおかずも用意できないので、時間のあるとき以外はとにかく食べやすいモノを用意してもらっています。
家事は、長く続けられるようにお互い好きな方をやることにしています。ひとりで全部をやるとなるとかなり大変だと思うので、毎日じゃなくても、この曜日は誰が何をやる、というふうに役割分担すると多少はラクになるのではないでしょうか。
もちろん旦那さんの仕事の都合もあると思うので、お互いムリなく協力して、ストレスフリーな育児スタイルを見つけることが大事だと思います。
時効型インスリンの打ち忘れ対策
育児に専念していると、いつのまにか1時間経ってたり、毎日がルーティーン化するので時効型インスリンを打ったかどうか分からなくなります…
そこで、私は時計にアラームを付けて、打ち忘れのないようにしています。
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スマートウォッチのアラームは振動でお知らせしてくれるので、音で赤ちゃんを起こすこともないので便利です。
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家の掃除
赤ちゃんを迎え入れるために、おなかに無理のない範囲で大掃除しました。
多少の運動にもなるので、率先して行いました。
窓と網戸の拭き掃除
窓は、濡らした新聞紙でひと拭きし、もう一度乾いた新聞紙で拭くと簡単にピカピカに。新聞紙のインク油が窓の汚れを落としてくれます。
網戸は網戸専用の拭きペーパーでササッと。
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カビ取り
冬にできた窓際の結露によるカビを根こそぎ除去。あとお風呂場も、沐浴後は赤ちゃんと一緒に入るのでカビチェックしました。
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ベビー用品の購入&置き場所確認
ベビー用の消耗品は産休に入ってから準備しました。
ベビー用洗濯洗剤
布おむつの場合は2、3つ詰替えがあるといいと思います。結構減りが早いので。
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食器用洗剤&哺乳瓶専用ブラシ&煮沸キット
完全母乳の予定だったので哺乳瓶を使うか分からなかったのですが、使わなくても将来的に離乳食のときに使えばいいか、と使いやすそうなポンプ式を購入しました。
煮沸キットは、電子レンジでできる小さめのものを購入。3分チンすれば消毒できるのはお手軽!茶わん蒸しなど、食品の蒸し器としても使えるようなので、あってもいいかなと。
お鍋での煮沸は時間がかかったり、火を見ていなくてはいけないのが手間かなと思い、やめておきました。
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シャンプー&ボディシャンプー&ボディクリーム&シッカロール
はじめはボディシャンプーで赤ちゃんの髪も洗うようですが、ゆくゆくシャンプーも使うだろうから両方購入しました。産後1ヶ月頃、一緒にお風呂に入れるようになってから髪はシャンプーに切り替えました。
シッカロールはおしり用に。4月生まれだったので夏にかぶれたときでも使えるし、大人も使えるから購入しました。
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粉ミルク
完全母乳で頑張りたかったのですが、すぐに母乳が出ないとも聞いていたので、購入ではなく試供品などで集めました。結果的に1時間おきにおっぱい欲しさに泣き出してしまい身が持たず…間でミルクを飲ませることにしたので、結構使いました。
私は、離乳食でも使える下記ふたつを使い分けていました。賞味期限のことを考えて、あまりに早く購入するのは避けました。
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妊婦無料プレゼントの応募
ネットで検索すると、応募すると無料でプレゼントしてくれるサイトがたくさんあります。
例えば、
・アマゾンベビーレジストリ
・こどもチャレンジ
など
他にも、会員登録すればサンプルがもらえるお店もあります。
例えば、
・赤ちゃん本舗
・ベビザらス
など
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私もこういった無料プレゼントに惹かれ、いろいろと応募していろんなサンプルをゲットし、おむつやらおしりふきやらを集めました。
布おむつを予定していても、外出するときは紙おむつの方が便利なので、少量でももらえると助かります。1ヶ月検診で早速使いました。
また、こういった無料サンプルプレゼント系は勧誘がすごいのでは、と思いますが、私は結構応募したにもかかわらず勧誘の電話を受けたのは1回だけでした。それも、断ればその後かかってくることはなかったです。
あとは、メールが増えたのと、内祝いのカタログが届くようになりましたが、メールは届かないように設定し直したし、カタログは内祝いを選ぶのに参考になったので助かりました。
全体的に応募してメリットばかりだったので、上記のようなことが気にならなければ応募することをお勧めします。
※どこに応募したかすべては思い出せませんが…勧誘の有無についてはあくまで私個人の受けた感想です。
銀行の口座整理
仕事しているとお金関係がおろそかになりがちになる人は少なくないのでは?
私もそのひとりで、月1でメインバンクをチェックする程度でした。
でも、これからは育児でもっとお金にシビアにならなければいけないと思うので、手持ちの口座を整理しました。
私は基本的に平日勤務ですが、産休に入れば平日に外出できるようになるので、銀行にも行きやすいです。
久しく開けていない口座をチェックしたり、使わなくなった口座を閉じたり。
いまはネットでもいろいろと対応してくれるところも多いので、時間のあるうちに整理しておくと後々便利だと思います。
内祝い選び
早めに考えておくと、後々困らない内祝い。
誰から届きそうか、いくらお返しするかなど、相手によってお返しする品物や相場をメモしておくと、手配する際に助かるかと思います。
例えば私の場合、
誰から届くか
・親戚(具体的に誰がいるかリスト化しておくと便利)
・職場の同僚(産休前にすでにいただき済み)
・友人(私は、基本的には辞退する前提でしたが)
相場(見方:いただいた額 → お返し予定の相場)
10,000円 → 3,500円~5,000円
5,000円 → 1,700円~2,500円
3,000円 → 1,500円前後
品物
祖父母 → 和菓子、写真
夫婦二人世帯 → ドレッシング類、洋菓子、コーヒーや紅茶
子持ちの家庭 → 体重米、子供も食べられる洋菓子
職場 → 洋菓子
あとは、無料サンプルに応募した際に届いた内祝いカタログを参考にしました。
いろんなサイトやショップが内祝いのカタログを出しているので、品物やサービス内容などを見比べて、どこのショップを利用するか考えておくのもいいかと思います。
私はいろいろ比べたところ、ソムリエ@ギフトで注文しました。
カタログギフト・内祝いの専門店 ソムリエアットギフト
ラッピングが北欧テイストのモノが選べて、とても可愛くておすすめです。
まとめ
産休中は、仕事をしていたときに比べだいぶ時間にゆとりができます。
しばらくゆっくりしたいかとも思いますが、動けるうちにやれることはやっておくと、出産前に焦らなくて済みます。
赤ちゃんのことだけでなく、今後の自分の生活も予測して準備しておくと、出産後がラクになると思います。
また、忘れてはならないのが、旦那様とのふたりの時間。
出産後は育児で忙しく、落ち着いた時間は当分ありません。ふたりでゆっくり食事したり、お互いを思いやる時間をぜひつくってください。
また、忙しいとイライラして喧嘩が増えたりもするので、そうならないように事前に産後の生活について話し合うなども大切です。