時効型インスリンを打ち忘れた場合の対処法

こんにちは、KUTANECOです。

過去に1度だけ時効型のインスリンを打ち忘れたことがありました。

テンパった記憶があるので、どのように対処したかを記録します。

時効型インスリンを打ち忘れた場合の対処法

打ち忘れた原因

そもそもなぜ打ち忘れたかというと、本当に打ったか打ってないかド忘れしたのです。

私は毎日時効型のレベミルと超速効型のヒューマログを打ち分けていて、時効型は朝と就寝前にそれぞれ打っています。

ある週末に、いつもと同じような生活サイクルを送っていたら、「あれ、レベミル打ったっけ?」と思いはじめ、記憶をたどると、いつも同じ生活サイクルを送っているからもはや今日のことだったか昨日のことだったか分からなくなってしまったのです。

どちらかというと、打ってない気がしていたのですが、正確には思い出せず…

幸い?にも、その時の糖値は230

打ち忘れたのが時効型だから、2回打っても低くなってきたら補食するので間に合うかも、と思ってしまいましたが、自己判断は禁物ですね。

ということで、下記の行動をとりました。

通院している病院に連絡する

1番的確なのは、通院している病院に連絡すること。

当たり前かもしれませんが、私はいろいろタイミングが悪く、余計にテンパりました。

気を付けよう①

私はタイミング悪く、病院を変えたばかりでした。

私は1型糖尿病になって1度だけ病院を変えています。ちょうど病院を変えたばかりの頃だったのですが、休日・夜間(営業時間外)の電話番号を調べていなかったのです。

診察カードや、病院のホームページも見ましたが見当たらず、とりあえず営業時間内の電話番号にかけてみたところ…

なんと、繋がらない!

正確には、休診日のため自動放送が流れてきたのです。

おわったーー

仕方ないので、最初に通院していた病院にかけてみました。

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気を付けよう②

私がインスリンを打ち忘れたかどうかは週末のことでした。

以前に通院していた病院に電話をかけ、糖尿病内科に繋いでもらったところ…

以前の担当医(億泰)はお休みで不在。ですよね。

なので、とりあえずその日に当直していた先生に、時効型の打ち忘れたときの対処法について尋ねました。

それが、下記の対応です。

超速攻型で調整する

当直の先生からは、現在の血糖値を確認したうえで下記のように言われました。

「下手に時効型を追い打ちするよりは、血糖値が高くなったときに超速攻型を追い打ちして調整してください」

なるほど。

もし時効型インスリンを打っていたとしたら、追加で時効型を打った場合、低血糖を引き起こすかもしれませんもんね。

(やはり自己判断で追い打ちしなくてよかった…)

なので、言われた通り時効型インスリンは打たず、超速攻型のインスリンで微調整し、その日を乗り切りました。

ちなみに後日、新しく通院している病院の担当医に改めて確認したら、やはり同様の対応を行うよう言われました。

高血糖リスクより、低血糖リスクの方がやはり怖いですもんね。

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学んだこと

今回のことで私はふたつ学びました。

①時効型のインスリンを打ったかどうか忘れた場合は、超速攻型のインスリンで調整する

→ 超速攻型(あるいは食前に打つ速攻型など)を打ったかどうか忘れたときも、血糖値を随時確認して、高くなったら少しづつ下げる、という方法がよさそうですね。

②通院している病院の、休日・夜間(営業時間外)の緊急で繋がる電話番号を確認しておく

→ 後々確認したら、自動音声を最後まで聞くと受付に繋がる仕組みだったようです…本当に焦るので、必ず事前に確認しておくことをおすすめします!

 

予想外なことって、大抵は週末やお休みの時期に起こるものですよね。

特に大型連休に入る前など、救急車で病院にお世話にならないよう事前にしっかり準備と対策を済ましておくようにしましょう。

KUTANECO

KUTANECO

30歳で1型糖尿病が発病。

これまでの日常に、1型糖尿病というスパイスを加えた毎日を綴ることで、私自身の記録に、また同じ環境の皆さまの参考になればと思います。

その他、趣味に関する内容も随時更新します。

また、インスタグラムにて1型糖尿病での生活をコミック風に共有しているので、併せてご覧ください(↓下のアイコンをクリック)

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