【1型糖尿病で海外旅行】1型糖尿病で機内食の糖尿病食はおすすめしません!

こんにちは、KUTANECOです。

ハネムーンでニューカレドニアに行きました。
1型糖尿病になって、初めての海外旅行でした!

旅行に行くまでは、楽しみな反面、1型糖尿病を患いながら無事に楽しく過ごせるか心配でした…そのため事前準備もしっかり行うことが大切です。

1型糖尿病で海外旅行に行くための準備については、下記を参照してください。

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旅行先で糖尿病患者として気になるのは、やはり食事ですよね。同時に、現地の食事は一番の楽しみといっても過言ではありません。

食事といえば、機内食も楽しみのひとつではないでしょうか。航空会社によって機内食って結構違うから、初めて利用する航空会社は特にワクワクします。

しかし、今回は1型糖尿病としての初の海外旅行。

そこで、通常の機内食ではなく、糖尿病の方向けの機内食を手配してみました。

ちなみに利用した航空会社はAircalin(エアカラン)です。
そのため、航空会社によって食事内容は変わりますし、感想も人それぞれだと思いますが、1型糖尿病の人にとって機内食の糖尿病食はどうなのかという観点から見てもらえたらと思います。

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機内食の糖尿病食

手配方法

機内食の糖尿病食の手配方法は、ツアーを手配するときや、手配後でもツアー会社(ツアーでない場合は航空会社)に依頼すればOKです。

ただし、旅行間近での変更は難しい可能性があるので、早めに手配しましょう。

手配できたか確認する方法

ツアー会社に依頼後、送られてきた日程表などには特に「糖尿病食」である旨の記載はありませんでした(航空会社やツアー会社で異なるのかもしれませんが)。

もし間違えられて通常の機内食が出されても「まぁいいか」と思っていたので、私もわざわざ事前確認はしませんでしたが、気になる方は問い合わせてみるといいと思います。

私は旅行当日に成田空港の搭乗カウンターで確認しようとしたら、スタッフの方から糖尿病食の確認をされました。

ちゃんと糖尿病食で手配できてるか不安でしたが、心配無用でした。

実際の糖尿病食の写真

そして出てきた糖尿病食がこちら!

見た目はフツーに美味しそう。
むしろパン大きめだし、ジャガイモとかトマトソースとか結構入ってるけど、本当に大丈夫?と疑うほど(笑)

DBMLとは、おそらくDiabetic Meal(ダイアベティック ミール)のことでしょう。ちゃんと糖尿病食であることが明記されています。

しかし、糖質量についての記述は全くありませんでした。

確かに糖質の多い食材は少ないですが、味付けがどうなっているのだろうか…
見た目がフツーの食材だけに、他に何をどう糖質制限しているのか分からず、どれくらいインスリンを打てばいいか分かりません!

税関後にジュースは購入しておきましたが、飛行機の中で何かあっても怖いので、いつもよりは少なく打ちました。

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その後、血糖的には問題ありませんでしたが、超が付くほど薄味…

フルーツとかは美味しかったですが、基本的に薄味すぎたので、付属の塩コショウをかけまくる始末。血糖値よりも血圧が心配になってくる(笑)

ちなみに通常の機内食はこちら。

確かにパン+ごはんは、糖尿病の人には結構な糖質量だと思います。

しかし、デザート(ブラウニー)が本気で美味しそうなのと、実際に糖尿病食を食べた私にとっては、フツーの機内食の方が魅力的!(笑)

こちらは糖尿病食の軽食バージョン。

このサンドイッチも見た目はフツーに美味しそう。
やはりちょい味薄めではありましたが、先程よりは薄味を気にすることなく食べられました。

こちらは通常の軽食です。

トルティーヤ美味しそう…

結局、機内食の食事は正直あまり楽しめませんでした…

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まとめ

機内食に糖尿病食があるということで、今回初めて試してみましたが、

・糖質量が分かりづらい
・味が薄い

1型糖尿病としては、ある程度の糖質量を予測してインスリンを打ちますが、機内食の糖尿病食は、どの食べ物にどれだけの糖質量が制限されているのかパッと見では分かりづらいです。

※食べた後に分かることですが、結局は味付けが薄いので、本当に食材そのものの糖質量のみを考えて計算するかんじになります(また、インスリン注射に慣れているベテランの1型糖尿病の方は問題ないかもしれないですが、私はこの時点で1型糖尿病歴4ヶ月…判断が付きませんでした)。

また、味付けが全体的に薄いので、ものすごく美味しいかと言われると、安易に頷けるものではありません…

結果、機内食の糖尿病食は2型糖尿病の方向けであって、1型糖尿病の方には向かないということが分かりました。

もちろん、1型糖尿病で血圧が高いだとか、塩分を控えている方にとっては有効だと思います。

ですが、年齢の若い1型糖尿病の方や、ただただ血糖値を気にするだけで良い方にとっては、どんな味付けでも食事の糖質量が大体分かればインスリンで抑えることができるので、わざわざ味の薄い食事にする必要はないと思います。

いつも頑張ってインスリンを打って食事しているので、食事自体は美味しいものをいただきたいですよね!

そんな1型糖尿病の方々が飛行機に乗る場合で、もし糖尿病食を選ぶか迷っている方がいれば、私は通常の機内食を選ぶことをおすすめします。

KUTANECO

KUTANECO

30歳で1型糖尿病が発病。

これまでの日常に、1型糖尿病というスパイスを加えた毎日を綴ることで、私自身の記録に、また同じ環境の皆さまの参考になればと思います。

その他、趣味に関する内容も随時更新します。

また、インスタグラムにて1型糖尿病での生活をコミック風に共有しているので、併せてご覧ください(↓下のアイコンをクリック)

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