こんにちは、KUTANECOです。
1型糖尿病になって初めての海外旅行に行きました!
ハネムーンとしての旅行だったので、
南国!
海!!
を満喫するため、ニューカレドニアに決定!
楽しみな反面、1型糖尿病を患いながら海外旅行へ行くのは不安もありました。
そのため、1型糖尿病でこれから海外旅行に行く方の参考になるよう、私が旅行中に気を付けた点を3点ご紹介します。
なお、1型糖尿病で海外旅行の準備をしている方は、下記記事もご参考にしてください。





1型糖尿病で海外旅行中に気を付けること
生活スタイルの変化による血糖値の変動
まず気を付ける点として挙げられるのは、生活スタイルが変わることによる血糖値の変動です。
当たり前と言っては当たり前ですが、旅行で気分が浮かれて血糖値の確認を忘れがちになるので、注意が必要です。
また、旅行先で観光やショッピングすることでたくさん歩き、いつもより運動量が多くなることで血糖値が下がりやすくなる可能性があります。
旅行前に必ずリブレを付けて常に血糖値を把握できる状況にしておくことが大切です。
下記は、参考記事です。

また、日頃からブドウ糖やジュースを持ち歩いているかとは思いますが、旅行中はいつもと違うバッグだったり、ホテルでの滞在でいつもと環境が異なるなどの要因で忘れがちになるので、特に注意が必要です。
外出するときは常に荷物の中身を確認しましょう!
慣れない食事によるインスリンの調整
最も血糖値の変動に影響が出るのは食事ですよね。
いつもと異なる食事内容になるので、インスリンの単位数の調整が難しいかと思います。
私も、特に朝食のホテルのビュッフェには毎朝悩みました。
1型糖尿病になる前は、ビュッフェに行くと2、3回は好き放題おかわりするのが当たり前だったので、「1型糖尿病でそんな自由な取り方したらまずいよな」ということでかなり気を使いました。
特に朝食後は観光やショッピングで出かけることが多くなると思うので、インスリンを打ち過ぎないように気を付ける必要があります。
そこで、自分の好みに合わせて下記のようにして食事をお皿に盛りました。
メインで摂取する糖 → パン(ごはん系を取るときは量を微調整)
野菜 → 生野菜やおかず系の野菜はたくさん取る
おかず → ソーセージやたまごなどはたくさん取ってOK、じゃがいもなどが入っているおかずは少なめに取る(我慢はしない)
その他の糖 → フルーツ、ヨーグルト、ジュースは少なめに取る(我慢はしない)
デザート → ケーキ類を取るときは、パンの量を調整する(我慢はしない)
一応、このように考えながら取りましたが、基本的に我慢してないので高血糖を連発しました(笑)
ビュッフェだとなんでも揃っているし、現地の食べ物とかが置いてあるととりあえず取りたくなるので、糖の計算が難しい!
あと、旅行中はたくさん食べてしまう!
だけど低血糖になるのが怖いので、インスリンをたくさん打てない!
その結果、朝食後の血糖値は300とかフツーにいってました(笑)
ただ、やはりインスリンの打ちすぎは怖いので、食後にたくさん歩いたりするなど、なるべく運動して血糖値を下げるように心がけました。
また、せっかくのハネムーンなのであまり食事に我慢したくなかったこともあり、そこまで自分を追い込むようなことはしませんでした。
帰国後にhbA1cを下げるのは大変でしたが(笑)
せっかくの海外旅行、低血糖にだけは気を付けて食事も存分に楽しみましょう!
ちなみにビュッフェでの食事について、下記記事も参考にどうぞ。

海に入るときは必ず血糖値を確認する
海外旅行での楽しみのひとつに海もありますよね!
ニューカレドニア(特に離島)は海がキレイなので、旅行前からとっても楽しみにしていました!
ただひとつ気を付けたのが、海に入る前に必ず血糖値を確認すること!
お風呂の湯船に浸かるだけでも体力って使いますよね?
私もたまにお風呂で低血糖になるので、入る前に血糖値を確認しているのですが、それと一緒で海に入る前も血糖値は気持ち高めにしておくと安心です。
水の中って結構体力いるので、海で泳ぐのも思っている以上に疲れます。
海の中で低血糖を起こすと、すぐに糖を摂取できないうえに陸に移動する体力も必要なのでしんどさが倍増です。
特に、足がつかないところにいたら危険です!
私も、旅行中の血糖値は基本300くらいだったのに、海に入る時に限って100以下だったりして、自分のからだにイラついたりしていました(笑)
海を目の前にジュースをひたすら飲んで血糖値が上がるのを待つのはなかなかウズウズしましたが、海で低血糖を起こすよりも断然マシなので、たとえ血糖値が低くても写真を撮ったりして安全な数値になるまで待ちましょう。
海でおもいっきりはしゃぐためにも、事前の血糖値の確認は怠らないようにしましょう。
以上が、私が海外旅行中に特に気を付けたことです。
他にも、行き先やツアー内容によって気を付けることは多々あると思いますが、事前に担当医にも注意事項を確認しておくと安心です。
普段と環境が違うことで、いつも行っていることを忘れがちになったりするので、環境が違うからこそ、改めて気を引き締めておもいっきり楽しみましょう!
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